2011年5月7日

被災地支援レポートvol.1

こんにちは。けんすけです。



U23の震災支援プロジェクトの一環として、GWにU23スタッフとサポーターの有志を選抜し被災地の南三陸町に行って来たので、その話を中心に活動状況を報告する。支援をしている方のご参考になれば幸いだ。



現地の悲惨な状況は他に譲るが、先進国日本で、2ヶ月近く経った今もなお、0歳の赤ん坊や子供が、水も電気もガスも通らず、ろくな食事を採ることもできない生活をしていることだけ伝えておく。もっとひどい環境の所もある。



震災以降、個人的にもU23でもいろいろな被災者と支援者の声を聞きながら支援している。つくづく、情報とコネクションがもの言うと思い知らされる。被災地も訪問し、震災直後から一連の支援を振返り、U23にできることは震災支援のHUBになることだと再認識できた。一人一人と向き合い、信頼できる情報とコネで、ヒトとヒトをつなげる。想いをアクションに変えれるように応援する。一人でも多くのボランティアを増やし、一人でも多くの被災者をハッピーにする。



被災者の中には助けが必要なのに、その声が届かない、またはその声を出すのをぐっと堪えている方がたくさんいる。支援をしたい気持ちはあるのに、支援の仕方がわからない、または、自分が支援をできることもわからず、支援をできずにいる人もたくさんいる。



どんな活動をしているか具体例を話そう。例えば、今回はこれから大きくなる避難所と20人以下の小さな避難所にミシンを6台を届けてきた。実は、この届けたミシンや布はU23で呼びかけ、日本中の支援者から集めたものだ。ミシンなんて必要なの?と思われた方がいるかもしれない。支援者にもそういう意見はあった。しかし、このミシンは現地の方からのリクエストで、届けた際にはいろんな支援物資が届くけど今までにミシンはなかったと今回一番喜ばれた支援物資だった。ちなみに、ミシンだけでは使い物にならないので糸や針は、みなさんからの義援金で購入させていただいた。



同様に、アイロンやドライヤーも全国から物資を提供いただき被災地に届けることができた。冷蔵庫や洗濯機、乾燥機などは運ぶのも大きくて大変なので、運んでいただけるボランティアも募り避難所に届けた。なお、現地のニーズは刻一刻と変わっているので、違う場所または明日ミシンを持って行っても喜ばれたかどうか分からない。大切なのは必要な時期・場所へを届けることだ。それから支援はまだまだ必要だということをお伝えし今日はこの辺にしておく。ボランティアははじめてで、何かしたいけど何をしたらよいかわからないという方がいたら気軽に相談していただきたい。



この避難所の方の紹介で、未だに電気も水道もガスも通っていない小さな孤立した避難所にも行ったので、次回はそのお話を。





��追伸



物資を避難所の方には、何度もお礼を言われ、温かいお礼のメールまでいただきました。ミシンを持って来たと伝えると、辛いはずなのに、子供のように跳んで「ミシンx2♪」喜ぶ顔と、こんなことぐらいしかできない自分の無力さに、涙を堪えるのにいっぱいでした。U23の支援に賛同し支援のご協力をいただいているすべての方に感謝します。